アクセスアップは実店舗から学べ!高速道路のPAが教える実績あるマーケティング方法4点
実績があるマーケティング手法を学ぶ!
高速道路にあるパーキングエリアにはアクセスアップのヒントが隠されていた!?
マーケティングというものは意識しなければ見えませんが、実は水面下で多くの工夫がなされているものです。私たちが注意深く観察すれば多くのマーケティングに気づくことができるでしょう。
今回は東名阪道の高速道路にある亀山パーキングエリアからマーケティングを学びます。マーケティングは教科書を見るだけではなく、実績があり実践され続けているマーケティングを学び応用していくほうが大事なのです。
「賢い人間は他者の功績や成功から学び、自分自身に応用できる」と言われています。私たちも他者の功績や実績からたくさんのことを学び、運営するサイトやブログに応用していきましょう。
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高速道路のパーキングエリアが過疎地においても繁盛する理由
実はパーキングエリアってスゴイですよね。あれだけの過疎地やへき地にありながらも、お店を経営して繁盛させているのです。これはきっと地方の過疎地でも学ぶべきポイントがたくさんあるんじゃないでしょうか?
そこで、高速道路にあるパーキングエリアが繁盛しているマーケティング方法をしっかりと分析してみましょう!
マーケティング要素1:そこでしか出来ないことがある
つい買いたくなる!そこでしか買えないお土産
高速道路のパーキングエリアのお店ではご当地のお土産アイテムがたくさん売っています。今回例に挙げた亀山PAでは伊勢名物の赤福をはじめ、多くのお土産がありました。
- 「ここでしか買えない」
- 「この機会を逃すわけにはいかない」
そんな心理が働けば、商品は売れて当たり前ですよね。
つい食べたくなる!そこでしか味わえない食事
亀山PAではたこ焼きやステーキなどたくさんの美味しい食事が提供されています。その中でも最も注目したいのは「ご当地ラーメン」です。
以下の記事で掲載されているご当地ラーメンを1度ご覧ください。もし亀山PAに行ったときは頼んでみたくなりませんか??
【東名阪道・新名神方面】高速道路を使うなら「亀山PA」がおすすめ!ご当地ラーメンに注目!
ご当地ラーメンはそこでしか味わえない食事として提供されていますよね。普段行けない場所というビハインドを逆に味方にした見事なマーケティングですね。
あなたのサイトやブログでも他にないものを提供すべし!
WEBマーケティングにおいても、そのサイトやブログでしか提供されないものがあれば、それはきっとマーケティングに活用できるはずです。
マーケティング要素2:五感に働きかける
高速道路のパーキングエリアで、お店の店外で屋台が出ているところを見たことありませんか?
店舗内にも食事を食べるフードコートがあるにもかかわらず、店外にて屋台で食事を提供しています。これは何かマーケティングを感じますね。
屋台では、食べ物の良い匂いが周囲に広がります。この匂いが私たちに「食べたい」という欲求をもたらすのです。更に、店外にあるため、食べ物を作ってる姿や実際の食べ物を車の中からでも見ることができます。
視覚や嗅覚などの人間本来が持つ五感に働きかけることで、理性ではなく本能レベルで求める欲求を生み出すことができます。
五感に働きかけるWEBコンテンツを利用すべし!
WEBでもこの五感に働きかけるマーケティングも近年大変注目されています。以下のようなコンテンツにより利用者が好むものを提供していくことができます。
- 視覚的に伝えるインフォグラフィックス
- 視覚と聴覚に同時に伝えられる動画配信
マーケティング要素3:需要に基づく供給量が計算しやすい
高速道路や公共機関などの利用者数というのは統計データとして収集されているはずです。このデータを利用すれば、どれだけの利用者がPAを利用するかは予想しやすくなります。
つまり需要者数がわかれば、的確な供給量もわかりやすく、在庫を抱えてしまったり、作りすぎて廃棄となってしまうような料理なども減らすことができます。
もちろん計算というのは100%を予想するものではなく、概算を推定するばかりにすぎません。しかしながら、計算があるからこそ勝算が算出できるのです。
データの解析や計算を行い、勝算に結びつけろ!
サイトやブログの運用でもデータの解析や計算は、アクセスアップには欠かせない手法となります。データを読み解き、どのような利用者が多く、逆にどのような利用者が少ないのかを理解しましょう。利用者の好みが理解できれば、利用者が望んでいるものを提供していけるようになります。そうなれば今まで以上のアクセスアップが見込めます。
最後にアクセス数の推移から、「現在の運用方法を続けると将来どれくらいのアクセス数が見込めるか」を算出してみましょう。将来のアクセス数がわかれば、収益性なども概算して求めることができてしまうので、あなたのマーケティング方法が期待通りの結果をもたらしてくれるのか、判別することができるようになり、勝算の有無がわかるようになります。
マーケティング要素4:目的地ではなく中継地としての役割を担う
パーキングエリア(PA)やサービスエリア(SA)は中継地という面白い役割を担っています。通常は目的地となってその場所に来てもらうことを目指すものですが、PAやSAを目的地とすることは少ないですよね?
PAやSAは目的地までのあいだに位置する中継地となることで、必然的に立ち寄らなければならない場所として見事に成り立っているのです。目的地であれば、他に負けない高品質な商品を提供していかなければ、他の目的地との競争に勝ち残ることはできませんが、中継地は違います。
中継地は、目的地までの間の地点で燃料を供給することが最も重要な役割なので、人に食事を提供したり、車のガソリンを提供することができれば、そこにいるだけで充分な役割を果たします。中継地はサポートするだけで存続・活躍することができるのです。
さらに中継地には以下の要素があり、目的地との相乗効果が期待されます。
- 目的地の実績が良ければ良いほど、中継地にも人が集まる
- 中継地が存在することで目的地に到達しやすくなり、目的地に人が増える
中継地の概念をWEBでも活かすべし!
WEBマーケティングにおいても上記のような中継地の概念はとても重要です。もしあなたのブログやWEBサイトに対して集客したいと考えているなら、的確に中継地を用意し、目的地にたどり着きやすいようにしましょう。
もしあなたのサイトやブログが検索エンジンから直ぐにたどり着くこと(対象キーワードでの検索順位が全て1位など)ができるのであれば中継地は必要ありません。
しかしながら、そうでなければあなたのサイトやブログよりも、たどりつきやすい中継地点を用意しておくべきです。そうすることで、あなたのサイトやブログに到達できる人が増え、アクセスアップすることができるでしょう。
WEBにおける中継地点の例
- ランキングサイトからのリンク
- SNSからのリンク
- その他のサイトからの被リンク
など
実績のある他者の成功ポイントを見抜き、自身にも活用せよ
普段何気なく利用しているパーキングエリアでも、マーケティング視点で多くのものを分析することで、サイトやブログのアクセスアップに繋がるマーケティングのエッセンスが隠されていることがわかりました。
他者の功績や成功をどんどん学び、自身のサイトやブログにも応用していきましょう。
参考:
【東名阪道・新名神方面】高速道路を使うなら「亀山PA」がおすすめ!ご当地ラーメンに注目!