顧客満足度からアクセスアップに繋げる3つの方法!日本料理店「いけす 円座 warouda」の実績あるマーケティングを分析

実績があるマーケティング手法を学ぶ!
日本料理店の和のおもてなしからアクセスアップの秘訣を学ぶ!?
※本ページはアクセスアップやマーケティングについての記事です。日本料理店「いけす 円座 warouda」の概要や食事・感想については以下の記事でレビューしていますので下記リンクよりご覧ください。
白浜観光の上級者向け和歌山満喫プラン!高級魚のクエ料理を「いけす 円座 warouda」で味わう。
マーケティングというものは意識しなければ見えませんが、実は水面下で多くの工夫がなされているものです。私たちが注意深く観察すれば多くのマーケティングに気づくことができるでしょう。
今回は観光地で有名な和歌山県白浜町にある日本料理店「いけす 円座 warouda」から「おもてなし」や「マーケティング」について学んでみます。マーケティングは教科書を見るだけではなく、実績があり実践され続けているマーケティングを学び応用していくほうが大事なのです。
「賢い人間は他者の功績や成功から学び、自分自身に応用できる」と言われています。私たちも他者の功績や実績からたくさんのことを学び、運営するサイトやブログのアクセスアップに応用していきましょう。
- 目次 -
メリハリを出すカウンター越しの「いけす」は鉄板
「いけす 円座 warouda」では店名からもわかるとおり、いけすが設置されています。このお店はカウンター席が中央にあり、いけすはカウンター内の目立つ中心部に置いてあります。一方で、いけす以外の内装は全体的にスッキリとした店内となっています。そのため「いけす」の存在感は大きく、とても印象に残ります。
このように目立たせるためには、アピールするものを中央に配置したり、大きく魅せるとともに、アピールポイント以外を目立たせないようにすることで強弱がつき、あなたがアピールしたい点を利用者に上手く印象付けることができます。
実店舗から学ぶアクセスアップの秘訣1
強弱をつけてアピールしたい点を印象付ける
以下のようにすることで強弱をつけることができます。
- アピールしたい点は中央に大きく配置して、目につきやすいようにする
- アピールしたい点は魅せるデザインにしたり、全体の統一感から敢えて外すなど工夫する
- アピールしたいもの以外は主張しないことで全体に強弱をつける
利用者に満足してもらうことができれば、その利用者は再度利用してくれる可能性が高くなります。そのためには、利用者にアピールしたいポイントをしっかり伝え、覚えてもらえるように工夫しましょう。
ホテルと連携することで相乗効果
「いけす 円座 warouda」はホテルシーモア(SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE)と連携しており、ホテルシーモアの敷地内に店があります。
そのため、ホテルの宿泊目的で来たお客様が、ついでに「いけす 円座 warouda」を利用できるようになっています。
料理店もホテル側も違う目的で来たお互いの利用者に対して、別のおもてなしを合わせて提供することができるようになり、品質アップや来客者数を増やすことに繋げています。
実店舗から学ぶアクセスアップの秘訣2
他と結びつき、お互い助け合うことで強みに活かす
利用者を気遣う思いやり・配慮
肝心な料理をご覧ください。繊細で上品な日本料理らしい料理であることがわかると思います。それだけでなく、料理にはある点について注目してほしいと思います。
※詳しい料理は以下でも紹介していますので合わせてご覧ください。
白浜観光の上級者向け和歌山満喫プラン!高級魚のクエ料理を「いけす 円座 warouda」で味わう。
注目してほしいのは、各料理の配置です。
何も考えなければ「美味しそうな日本料理」で終わってしまいそうですが、この食事にも多くのおもてなしの心意気がつまっています。
熱い料理はおぼんにのせていない
これは敢えてそうしているのか、偶然そうなっているのかはわかりません。しかしながら熱い料理は写真のお盆とは別に運ばれてきました。写真には写っていませんが以下の料理がお盆外に配置されていました。
- 鍋
- ごはん
- あら汁
上記の料理は本記事では紹介していませんが、以下リンク先で確認することができます。
白浜観光の上級者向け和歌山満喫プラン!高級魚のクエ料理を「いけす 円座 warouda」で味わう。
上記の料理がお盆の外に配置されたのは、特に温かい料理だからではないでしょうか。お刺身やデザートを載せたお盆と別に提供することで、他の料理に熱を与えないようにしているのかもしれません。そうすることでそれぞれの料理が適温な状態で食べることができ、美味しくいただけるからです。
料理店にとって食事はProduct(製品)にあたります。製品を最適化することに手を抜かない姿は、丁寧なプロの仕事であると思います。
食べることを想定した料理配置
料理の配置には、以下のような工夫がされていました。
- ご飯は左側に配置することで右利きの人が食べやすくなっている
- お皿を持たずに食べられるお漬物は、右手前に配置することで右利きの人が食べやすくなっている
- 最後に食べるデザートは奥に配置することで食事中に邪魔にならない
- 鮮度を売りにしたお造りは、中央に配置することで華やかな印象を伝えるとともに、直ぐに食べることができる
恐らくは右利きの人が多いからこの配置にしてあると思うのですが、もし私が右利きだということを見抜いて、右利き用に配置されたとすると、やり手だなと思ってしまいます。
私は料理業界に居たことが無いので配置の仕方などはわかりません。もしかすると料理の配置マナーなどが決まっているのかもしれません。しかしながら食事することを通じて、日本ならではの「おもてなし」や「心意気」が詰まった料理だということを感じることができました。
実店舗から学ぶアクセスアップの秘訣3
- 製品に対する最適化に手を抜かない
- 常に利用者に配慮した製品をつくる
利用者に満足してもらえると、別の製品にも興味を抱いてもらえるはずです。上記をおこなっていくことで利用者が満足できるように努めましょう。
実績のある他者の成功ポイントを見抜き、自身にも活用せよ
普段何気なく利用しているお店にも、マーケティング視点で多くのものを分析することで、サイトやブログのアクセスアップに繋がるマーケティングのエッセンスが隠されていることがあります。
他者の功績や成功をどんどん学び、自身のサイトやブログにも応用していきましょう。
参考:
白浜観光の上級者向け和歌山満喫プラン!高級魚のクエ料理を「いけす 円座 warouda」で味わう。


