プログラミングが出来る人の特徴と性格パターン – 実際に職場に居た凄腕プログラマー達

プログラミングが出来る人の特徴と性格パターン – 実際に職場に居た凄腕プログラマー達

プログラミングが出来る人性格と特徴パターンを紹介!こんな人が周りに居ればプロジェクトも安心!?

 

今までいくつかの会社や常駐先などで、生粋のプログラマーをたくさん見てきましたが、素早く成果を上げるプログラマーって、どこか特徴的な人ばかりでした。

 

そこで、今まで職場で実際に居た、「この人は出来る!」と感じたプログラマーの性格と特徴パターンを紹介したいと思います。

 

紹介するようなプログラマーが職場に居たなら、あなたのプロジェクトはラッキーかもしれません。

 

 

1.超速スピードでプログラミングするが調子乗り・不真面目

印象的だったのは、とにかくスピーディーで、とんでもない速さでプログラミングをする人です。プログラミングを頼むとあっという間に作業を完了させて、「終わりました」という人でした。

この人のプログラムを見てみると、プログラミング初心者では理解するのが難しいくらいに省略されたソースコードでしたが、綺麗なソースコードで非常に無駄がないコードだったのが特徴的でした。

おそらく初心者が書くソースコードよりも半分くらいのステップ数(行数)で出来上がっているかもしれません。

 

普通の人が1日くらいかけてするプログラミングも、1,2時間くらいで仕上げてきます。

 

ただし、これだけ技術をもっておきながら残念に感じたのが調子乗りで不真面目だったことです。調子が良いときは、ノリが良くその場を笑わせてくれるようなムードメーカーのような存在でもあったのですが、度が行き過ぎると、周りにちょっかいを出したり馬鹿にするような行動もありました。気分でのムラが大きく、プロジェクトマネージャーが困っている姿が多々見られました。

また、すぐにプログラミングを終えると、他の仕事をするわけでもなく、あとは消化試合と考えているようで、与えられたタスク以上の頑張りはしないで雑談したり、仕事が終わっていない周りをいじって過ごすような人でした。もちろん残業など大嫌いな人です。

 

とはいえ、人を小馬鹿にしながらもヘルプを求めればなんだかんだ教えてくれますし、与えられた仕事に対してのパフォーマンスは凄まじい人だったので、難が合っても周りが許さざるを得ないような人でした。

 

良い部分も悪い部分も含めて非常にインパクトのある人でした。

 

 

2.超速スピードで何でも解決してあとは居眠り

2人目として紹介したい人は、漫画にでも出てきそうな天才SEでした。

この人はプログラミングだけでなく、IT技術を駆使するような分野においては何でも解決できる人でした。問題解決能力が極めて高い人で、当時の社内においては私が見る限りNo1に思えました。

 

この人が参加するプロジェクトのメンバー構成はいつも酷かったのも印象的でした。

  • 総合的に何を見てもダメなプロジェクトマネージャー(PM)
  • 技術のない新人社員2名ほど
  • 天才プログラマー

という4人でいつもプロジェクトをおこなっていました。しかしながら実質、9割は天才プログラマーで成り立っているプロジェクトでした。

 

プログラミング以外のことでも、ネットワークやサーバー構築、エクセルなど何をさせてもピカイチな人でした。この人がプロジェクトに居れば技術上の問題はひとまず安泰でした。

 

これほどまでに完璧な逸材ですが、どこか不思議で面白いキャラクターでした。

周りに害を与えない人でしたが、いつも気が抜けている人でどこか不思議な人でした。どんな時でも顔色を変えず冷静沈着で、どれだけプロジェクトが酷い状況でも怒ることなく、おっとりとした人でした。そして自分の仕事が完了したり、手が空いたときはすかさず居眠りしていました。

 

私は新人として一緒に仕事したことがありましたが、その人は毎日ほぼ寝てました。成果を出して寝ているので、周りも誰も止めないですし、むしろ微笑ましく見ていたようにも思えました。朝に仕事を終えて、昼からはひたすら居眠りしていたこともありました。

出世欲も感じられなかったですし、「好きなこと(プログラミング)だけして好きなだけ眠ればそれで良いや」というようなふわふわした人でした。

 

このような人がプロジェクトに居れば大変心強いのですが、今までこれほど心強いプログラマーはこの人以外に見たことはありません。居ると相当ラッキーなプロジェクトかもしれません。

 

 

3.難問を解決するけど完璧主義で自他共にとにかく厳しい

最後に紹介する人は割といる現実タイプの人です。1人目や2人目に紹介した人はどちらかというと天才肌タイプなのですが、3人目に紹介する人はとにかく努力家タイプの人です。

 

丁寧な仕事っぷりが特徴で、基本的にミスが非常に少なく完璧主義なタイプです。ミスのない誠実な仕事で周りの評価を勝ち取っていくタイプです。

 

ミスを許さない完璧主義な人ですから、プログラミングにおいても丁寧にきっちりと納期までに仕上げます。難問のような一筋縄ではいかない仕事も、この人の手にかかれば解決してしまいます。

そのため周りからの評価が高く、出世するタイプだと思いました。

 

ただしこの人は厳格な性格なため、自他ともに厳しい人です。周りにミスをする人がいれば簡単には許しません。完璧主義ゆえか、理詰めと怒りの感情が爆発します。

 

せっかくの誠実な仕事っぷりが、周りの人への厳しいあたりかたで残念に思えました。仕事の評価は高いのですが、周りの人達からは好かれておらず、部下はやめてしまったり病んでしまう人が多かったです。

部下を育てられないということで、その人はプログラミングの評価は高かったのに評価を落としていました。会社によると思いますが、社会ではバランス良い人が評価を得ていくのかもしれません。

 

 

プログラミングが出来ても、人付き合いが苦手な人が多かった

過去に会ったプログラミングが出来る人を思い返してみると、三者三様ではありますが、

  • 調子に乗りすぎて人を困らせることがある
  • 人に興味がなく寝てばかり
  • 他人にも厳しすぎる

といったように人付き合いが苦手なのかなと思う人が多かったです。

 

恐らくあれほどプログラミングができて、人付き合いも良ければもっと出世しているだろうにと感じることが多々ありました。そういう意味では彼らは本当にプログラミングがやりたいだけで周りや出世自体には特に関心が無かったり薄いのかもしれません。

 

とはいえ、プログラミングには絶大なる信頼がおける人達なのは間違いありません。プロジェクトに居れば心強い存在となるでしょう。

 

人付き合いは周り一丸となってフォローして、上手にプロジェクトをこなしていきましょう。

 

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