SRS-XB32口コミ・比較レビュー!SRS-XB32は優等生タイプだった【SONY Bluetoothワイヤレススピーカー】

SRS-XB32の口コミ・レビュー! 状況によって様々な音質を楽しめる便利なSONY Bluetoothワイヤレススピーカー
前世代の機種である「SRS-XB31」というSONYのブルートゥースで接続できるワイヤレススピーカーを購入し利用していたのですが、今回新たにSRS-XB32という後継機を入手したのでレビューします。
まずは前機種「SRS-XB31」と今回紹介する「SRS-XB32」の比較によりわかった違いを紹介した後、SRS-XB32について詳しく紹介していきます。
- 目次 -
- 前機種SRS-XB31とSRS-XB32の違い
- 前機種SRS-XB31とSRS-XB32の違いのまとめ
- SRS-XB32の音質には3種類のサウンドモードがある
- SRS-XB32の音質レビュー1:Standard(スタンダードモード)
- SRS-XB32の音質レビュー2:ExtraBass(エクストラベースモード)
- SRS-XB32の音質レビュー3:LIVESOUND(ライブサウンドモード)
- SRS-XB32音質レビュー:音質比較まとめ
- SRS-XB32の接続方法:Bluetoothペアリング
- SRS-XB32のアプリレビュー:MusicCenter(ミュージックセンター)
- SRS-XB32のイルミネーション機能
- SRS-XB32のパーカッション機能
- SRS-XB32の説明書
- SONY Bluetoothワイヤレススピーカー「SRS-XB32」のまとめ
- 前期種「SRS-XB31」のレビュー紹介
前機種SRS-XB31とSRS-XB32の違い
前機種SRS-XB31と後継機SRS-XB32の両方を入手し愛用してきました。そこで、それぞれ比較してみて感じた違いを紹介していきます。
なお、前期種SRS-XB31のレビューは以下で紹介しています。
SRS-XB31とSRS-XB32の比較・違い1:外観が微妙に違う
フォルム(形状)については、ぱっと見で変わりはありません。しかしながら、ボディ部に利用されている素材が異なります。
SRS-XB31のボディ
全指向性(360度全方向に音を発散)ならではの全面メッシュ生地が利用されています。
SRS-XB32のボディ
前面のスピーカー部以外のボディが、ツルっとした素材に変更されています。個人的には少しチープな素材の印象を受けました。
また、全指向性にもかかわらず、一見、前方のメッシュ部からのみ音が一方向に出力するような外見となっています。
前機種に比べると、スピーカーの向きにより、音の響きを操作することができそうな印象を受けました。
SRS-XB31とSRS-XB32の比較・違い2:音質
何より感じた大きな違いは音質です。SRS-XB31を愛用していた分、「前の機種に比べて、音が変わったなぁ」という印象を受けました。
※個体差による影響もあるかもしれません。あくまで私が入手した2つの機器で比較した音質の違いを紹介します。
SRS-XB31の音質:野性味あふれるワイルドなサウンド
3種類のサウンドモードがあり、いずれのサウンドもパワフルな印象を受けました。ロックなどの重い音楽や、低音の響きが重要な音楽におすすめなサウンドでした。
3種類のサウンドモードにはそれぞれの特徴はあるものの、いずれも低音が目立ったサウンドが特徴的でした。
SRS-XB32の音質:完成度を上げた優等生タイプなサウンド
前機種と同じく、3種類のサウンドモードがあります。
以前の機種ではいずれも低音が目立った印象でしたが、SRS-XB32ではスタンダードのサウンドモードを選択すると、中音域をメインとした標準的なサウンドとなりました。
低音域はExtraBassモードのサウンドでしっかりと表現されているので、3種類それぞれの音質の違いが明確になり、用途により音質を使い分けやすくなりました。
SRS-XB31を利用していた人にとっては、スタンダードモードだと音の迫力にかけると感じてしまうかもしれませんが、その場合はExtraBassモードを利用すると良いでしょう。
逆に、深夜帯や睡眠前など、音の迫力を抑えたい時や、低音域をカットしたいと思った時はSRS-XB32のスタンダードモードが最適です。
なおSRS-XB31もSRS-XB32もいずれもスマホアプリを利用することでイコライザーをいじることができます。イコライザーの調整により、低音域・中音域・高音域いずれも好みの強さにカスタマイズできるので、自分好みの音質を作ってみるのも楽しくておすすめです。
前機種SRS-XB31とSRS-XB32の違いのまとめ
SRS-XB31は全体的にパワフルで野性味あふれたワイルドな印象でした。一方でSRS-XB32は、安定感のある優等生タイプに感じました。
後継機であるSRS-XB32では、低音域の力強さだけでなく、見落としがちであった使いやすさなどへの配慮が加わり、より完成度の高い機種に生まれ変わったと感じました。
SRS-XB32になったことで完成度は増したものの、SRS-XB31ならではのワイルドなサウンドも非常に魅力的な音をしているため、それぞれ違った味があり、どちらのスピーカーもおすすめです。
それでは以下より、具体的にSRS-XB32のみに対するレビューを紹介します。
SRS-XB32の音質には3種類のサウンドモードがある
SRS-XB32は3種類のサウンドモードを切り替えられるようになっており、それぞれStandard、ExtraBass、LIVESOUNDの音質が用意されています。
3つの音質の違いを比較しやすいように紹介していきます。
SRS-XB32の音質レビュー1:Standard(スタンダードモード)
スタンダードモードはその名の通り、標準となるサウンドモードです。他のサウンドモードの音質と比べて、癖が無く誰にも聞きやすい音質です。
他のモードと比べると、あえて音質を単調に抑えていることがわかる音質です。スタンダードモードの音質があるおかげで、他のモードのサウンドが非常に特徴的な音であることがわかりやすいです。
また、スタンダードモードは他のサウンドモードと違いバッテリー消費が少ないのが特長で、最も長い時間再生することができます。
スタンダードモードは、省エネが好きな人や、一般の人が聞きやすい音質です。
SRS-XB32の音質レビュー2:ExtraBass(エクストラベースモード)
SRS-XB32の真骨頂とも言える音質がExtraBass(エクストラベースモード)の音質です。SRS-XB32の箱にも大きくEXTRA BASSと書かれているのがわかります。
低音のベース音が強調された、激しいサウンドが特徴です。
いわゆる、「ドスッ、ドスッ」と地響きが鳴り響くような音質をしています。
低音が鳴り響くような音質が好きな人におすすめのサウンドモードです。
SRS-XB32の音質レビュー3:LIVESOUND(ライブサウンドモード)
ライブサウンドモードは、立体音響効果のある音質となっています。
立体感のあるサラウンドでクリアな音質は、非常にリアルな音質をしています。
名前の通り、ライブのような生音の臨場感が伝わってくる音質で、耳に心地よく響きます。
音の拡がりを感じることができ、リアルな音を感じたい人におすすめのサウンドモードです。
SRS-XB32音質レビュー:音質比較まとめ
SRS-XB32はサウンドモードを使い分けることで3種類のサウンドモードを楽しめます。それぞれの音質やサウンドモードを比較した結果は以下の通りです。
スタンダードモード
省エネ設定で使いやすく、誰にでも聞きやすい音質
エクストラベースモード
激しめの音楽や低音が好きな人におすすめの音質
ライブサウンドモード
臨場感のあるリアルな音が好きな人におすすめの音質
SRS-XB32の接続方法:Bluetoothペアリング
SRS-XB32はBluetooth ver4.2のペアリングを利用してワイヤレス接続が出来るスピーカーです。
Bluetooth ver4.2のペアリングが利用できる再生機器であればSRS-XB32と接続できます。私はパソコンやスマートフォン(iPhone)とSRS-XB32を接続して利用しています。
詳細な接続方法は付属されている説明書に記載されていますが、簡単にレビュー程度に説明すると以下の流れで接続します。
SRS-XB32のBluetoothペアリング接続手順
- SRS-XB32の電源をONにする
- SRS-XB32の電源ボタンを2秒長押しすることでペアリングモードを実施する
- 再生機器側でBluetoothをONにする
- 再生機器でBluetooth端末の一覧からSRS-XB32を選択し接続する
一般的なBluetoothのペアリング方法で簡単に接続することができます。
特に、スマートフォンとの接続が相性抜群です。後述のスマートフォン用アプリが利用でき、スマートフォン用をリモコン替わりに利用できます。
SRS-XB32のアプリレビュー:MusicCenter(ミュージックセンター)
SRS-XB31はスマートフォン用のアプリであるMusicCenter(ミュージックセンター)が利用できます。MusicCenter(ミュージックセンター)のアプリを利用してみて、実際に役に立った機能を一覧レビューします。
MusicCenter(ミュージックセンター)で便利な機能一覧
- サウンドモードでの音質変更
- イコライザーで低音域・中音域・高音域の音質調整
- 音量変更
アプリを使ってみるとわかりますが、手元で簡単に音質や音量を変更することができ、音楽を気軽に楽しむことができて便利でした。
SRS-XB32のイルミネーション機能
私はイルミネーションを利用することがありませんが、機能としてスピーカーが色鮮やかに光るイルミネーション機能が搭載されています。
私はイルミネーションはOFFにしていますが、いくつかの光り方があり楽しめそうな機能になっています。イルミネーションが好きな人は一度是非楽しんでみてください。
SRS-XB32のパーカッション機能
パーティを盛り上げることのできる、パーティブースター機能というものがあります。なんとスピーカーを叩くと、ドラムやパーカッションのような音を鳴らすことができます。
音楽を再生しながら、ポータブルな本スピーカーSRS-XB32を手に持ちながらリズミカルにたたきながら楽しむことができます。
イルミネーションと同様に、パーティーやアウトドアで盛り上げるような機能です。皆でわいわい賑やかに楽しみたいときにおすすめの機能です。
SRS-XB32の説明書
SRS-XB32には新品ではもちろん説明書が付属されていますが、紛失してしまった時や中古で説明書が無い状態で入手した際は、以下のSONYの公式サイトから説明書をダウンロードできます。
SRS-XB32(SONY Bluetoothワイヤレススピーカー)説明書
SONY Bluetoothワイヤレススピーカー「SRS-XB32」のまとめ
以前紹介したSRS-XB31に比べて、安定感のある完成度の高い製品になったなと感じました。
最も売りにしているExtraBassサウンドモードはもちろん、その他2種のサウンドもそれぞれの特徴が明確に異なり、上手く使い分けていくことで、様々なシーンで楽しめる製品になっています。
SRS-XB32は、多用途で使いやすく安定感のある完成度の高いスピーカーでした。
ソニー SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB31 B : 防水/防塵/防錆/Bluetooth/専用スマホアプリ対応 ライティング機能 2018年 ブラック
前期種「SRS-XB31」のレビュー紹介
SRS-XB32の前に発売されていた、前世代のSRS-XB31スピーカーについても過去に購入レビューしています。購入を迷われている方はご覧ください。
↓※前世代のSRS-XB31機種です。
ソニー SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB31 B : 防水/防塵/防錆/Bluetooth/専用スマホアプリ対応 ライティング機能 2018年 ブラック


