パソコンのデータは上手にネットワークへ保存する時代に!
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データはネットワークに保存する時代へ
近年クラウド化が進み、ネットワーク上にデータを保存する時代に変わってきました。ネットワークにデータを保存することで不安に思う気持ちもある反面、たくさんのメリットが生まれたのです。
ネットワークにデータを保存するメリット・デメリット
- パソコン自体の容量(HDDやSSD)が小さくても活躍できるようになった
- データ保存先と処理するパソコンを分けて効率化することで処理速度がUP
- パソコン買い換え時などのデータ移行が不要・楽になった
- パソコンが壊れてもデータに影響がない
- データの共有作業が可能になり作業が効率化
- ネットワークに接続できないオフライン状態ではデータが使えない
- セキュリティが不安
オフラインで作業する人やセキュリティが不安な方にはおすすめできませんが、上記のようにネットワークにデータを保存することで様々なメリットがあることがわかります。これからの時代は上手にネットワークにデータを保存し、活用していきましょう。
ネットワークにデータを保存する3つの方法
ネットワークにデータを保存するには以下の様な3つの方法があります。
クラウドサービス
クラウドサービスはネットワーク上でデータを保存できるサービスです。無料で利用できるサービスが多いですが、容量は2GBなど限られています。容量を増やしたい人は有料で利用することで容量を必要に応じて追加できます。
有名なクラウドサービスには以下のようなサービスがあります。私はDropBoxを愛用しており、周りでも利用している人が多くデータの共有などもしやすいのでおすすめです。
主なクラウドサービス
クラウドサービスはこんな人におすすめ
- パソコンやネットワークの知識がない人
- ネットワークでファイルを共有しながら作業したい人
- 早く利用したい人
NASサーバー
Network Attached Storageと呼ばれるネットワーク上からアクセス可能なHDDを利用して、ファイルにアクセスして読み取り・書き込みできるようにしたサーバーです。昔は企業で導入されていましたが、今では個人向けのNASが販売されており2万程度で導入できます。
私が愛用しているおすすめのNASサーバー
I-O DATA NAS 3TB/デュアルコアCPU/高速モデル/3年保証/日本製 HDL-AA3/E
私は上記のI-O DATAが発売しているNASサーバーを利用しており、おすすめしたいNASサーバーです。処理速度が速いと評判で、利用していてもかなり安定しています。パソコン業界の人であれば特に苦労なく導入できると思います。パソコン初心者の人だと多少難しいかもしれませんが、説明書やカスタマーサポートなどを利用したりネットで調べれば導入出来ると思います。
ちなみにネットワークストレージではありますが、基本ローカルネット内でのみ利用しています。グローバルネットワークからも専用のアプリやソフトウェアを通してアクセスすることができます。設定次第では外部からもローカルネット同様にエクスプローラ上でファイルにアクセスが可能かもしれませんが私はそのような利用の仕方はしていません。セキュリティやネットワークに詳しい方は設定するのも良いかもしれませんが自己責任でご利用ください。
NASサーバーはこんな人におすすめ
- 最低限のパソコンやネットワークの知識がある人
- クラウドサービスよりも大容量で利用したい人
- クラウドサービスなどの継続課金モデルを利用したくない人
ファイルサーバー
ファイルを保存する専用のサーバです。基本的にはただのサーバーなのですが、データを保存するために利用するサーバーのため、ファイルサーバーと呼ばれます。より専門的なファイルサーバーは、データへのアクセスをしやすいようにネットワークやサーバのセッティングを最適化したりしています。
企業では昔から仮想化技術などと合わせてイントラネット内でファイルサーバーを稼働させて利用するなど、データの保存先として重宝されてきましたが、個人で導入するにはネットワークや仮想化技術などのスキルやサーバの導入など敷居が高く、利用している人は限られています。
ファイルサーバーはこんな人におすすめ
- パソコンやネットワークを専門とする人
- 大きな規模でネットワークストレージを構築する必要がある人や企業
自分にあった方法でネットワークストレージを利用しよう
ネットワークにデータを保存するメリットはたくさんありますが、用途によって利用すべき方法はさまざまです。自分にあったネットワークストレージを活用し便利で快適なパソコンライフを過ごしましょう。