仕事を依頼したい人・仕事を依頼したくない人の違いと特徴 – 仕事を依頼される人になろう
仕事を依頼される人とは? – 「仕事を依頼したい人」と「仕事を依頼したくない人」の違いを紹介
仕事をしていると、以下のような人に仕事を依頼する機会が出てきますよね。
- 後輩
- 同僚
- 別部署の人
- 派遣社員さん
など。
私が実際に仕事を依頼したとき、「この人に任せておけば安心だ」という人がいました。一方で「この人に任せておくと不安だな」という人もいました。
どうしてこのような差が生まれたのでしょうか?
今回は仕事を任せたい人と、仕事を任せたくない人の両者の違いについて紹介します。
- 目次 -
仕事を依頼したい人は任せておくと安心できる人
第1に仕事を依頼したくなる人とは、総じて任せておくと安心できる人です。ではどうしてこの人達に仕事を任せておくと安心できるのでしょうか?
依頼したい人の特徴1:スケジュールや進捗状況が共有される
依頼したくなるような人は、スケジュールや進捗状況が適宜共有されます。そのおかげで、作業の状況が見える化されることにより安心感が得られます。
人は見えないものには恐怖や不安を覚えます。
例えば「目を閉じて作業しなさい」と言われてしまうと、正しく作業できるか不安ですよね?それは目で見て情報を認識することができないからで、見える化されていないからですね。
依頼者に情報を見える化することで、相手に不安を感じさせないようすることができます。もちろん作業が進んでいなければ別の意味で不安を感じてしまうかもしれませんが、それはまた別問題(仕事ができる・できないの問題)なので今回は割愛します。
依頼したい人の特徴2:自発的に行動し、適切な質問・提案ができる
仕事安心して任せられる人は、自発的に物事を良い方向に進めるために考え行動することができます。
必要に応じて自分で調べたり、依頼者しかわからないような情報だけ選び的確に質問します。
これにより依頼側は、「作業者が的確な判断で物事を進めている」ことがわかるようになります。その結果、この人の自発的に考え、上手に物事を進めようとしていると考えるようになり安心感が増します。
さらに、自発的に行動し依頼元に依存することなく考え行動するため、依頼元の依頼内容よりもより良いことを提案することもあります。
そうなれば
- この人に仕事を任せて良かった
- 今後もこの人に仕事を依頼したい
と思わせることに繋がります。
依頼したい人の特徴3:成果物が期待値以上
依頼者が一番気になるのは当然ながら成果物です。そのため成果物には何よりも気を配らなければいけません。
依頼したくなるような人は自ら考え行動するような人なので、成果物をあるべき形で提出します。それは時に依頼者の想像以上の出来栄えのこともあります。
仕事を依頼したくない人は、任せると不安になる人
仕事を依頼したくない人は、一言で言うと「依頼者を不安にさせる人」です。ではなぜその人に依頼すると、依頼者を不安にさせてしまうのでしょうか。
「依頼したくない!」と思わせてしまうような、依頼者を不安に駆り立たせることを挙げてみます。基本的には仕事を依頼したい人と逆の行動をしています。
依頼したくない人の特徴1:スケジュールや進捗状況がわからない
依頼したくない人の特徴として、「作業がきちんと進んでいるのか不安」というのがあります。具体的にはスケジュールが決まっていなかったり、進捗状況を共有しないといったことが原因になります。
依頼したい人の特徴として前述したとおり、人は見えないものには恐怖や不安を感じます。そのため依頼者を安心させるためにも、作業状況を共有して見える化して依頼者を安心させることに努めましょう。
依頼したくない人の特徴2:質問が的確ではない
依頼したくないような人は、質問が的確ではありません。作業者が自分で調べればわかるようなことまで質問をします。依頼者側からすれば、自分で調べればわかるようなことまで質問されてしまうと、「この人は自分で調べて解決することができなさそうだけど大丈夫かな」と不安になってしまいます。
「自分で調べればわかる範囲のことは自分で調べる」という行動も依頼内容の中の1部分です。それを依頼者に頼ってしまうようでは依頼内容を全うしたとは言えません。
依頼者だけしかわからないような情報だけを依頼者に聞くようにしましょう。
依頼したくない人3:成果物にミスがあることが多い
依頼に関わらず、成果物は仕事の評価に直結することが多いです。そのため成果物には充分に気を配る必要があります。
依頼したくない人は、成果物を軽視しがちです。そのため依頼したくないような人をはじめ、仕事ができないような人は、成果物にミスが生じやすいです。
それは、成果物を軽視しているからかもしれません。成果物のあるべき形は、作業者目線や依頼者目線で考えてもいけません。依頼者のさらにその先を考えなければなりません。
依頼者は成果物を何のためにどうやって使うつもりなのか。そのためには成果物はどうなっているのが使いやすく便利なのか。そのようなことを考えていかなければいけません。
そうしなければ、成果物のあるべき姿が作業者目線で考えられてしまい、
- 作業者にとって効率の良い成果物
- 作業者が楽できる成果物
になってしまいます。
「依頼したい人」と「依頼したくない人」の違いのまとめ
今回紹介した、依頼したい人と依頼したくない人の違いは以下3点になりました。
依頼したい人と依頼したくない人の違い3点
- 状況の共有により依頼者に安心感を与えるか
- 自発的に考え、的確な質問ができるか
- 成果物に気を配り、成果物をあるべき形で提出できるか
あなたは「依頼したい人」に該当しましたか?
もし該当しないようであれば、依頼されたときの行動を見直し、相手に安心感を与えるような仕事ぶりを相手に魅せつけていきましょう。