デザインを練習したい人におすすめのデザインの作り方とコツ – 意識・理解編【初心者向けデザイン講座・練習方法 Vol1】

デザインを練習したい人におすすめのデザインの作り方とコツ – 意識・理解編【初心者向けデザイン講座・練習方法 Vol1】

デザインの作り方を初心者向けに紹介!デザインのポイントやコツを意識して理解しよう。

 

デザインを独学で学んだりしていると、なかなかデザインの練習方法や上達方法がわかりませんよね。そこで簡単ながら練習方法を紹介してみたいと思います。グラフィックデザインやWEBデザインに活かせるので興味のある人は是非参考にしてみてください。

 

今回は具体的な練習方法の前段階として意識・理解編を紹介します。デザインのポイントを理解して、デザインの大まかな作り方をイメージしてみてください。

 

 

デザインに必要なものを洗い出してみよう

デザインに限らずどんなものを制作する時にでも言えることですが、大きなものを作ろうとするときは、小さなパーツを組み立てていくことになります。

 

デザインも同じように、小さなパーツ(素材)を組み立てて構成していくと考えるようにしましょう。そうすると制作のイメージが沸きやすくなるはずです。

 

私が紹介するデザインの練習では、写真に文字や図形などを加えてデザイン制作をしていきたいと思います。

 

そこで、実際に練習をしていく前に、デザインがどのようなもので構成されているのかをまず考えてみましょう。人によりさまざまな区分・見解はあると思いますが、今回はわかりやすく大雑把に以下のように考えてみます。

デザインを構成しているもの

  • 写真
  • 文字
  • 図形やイラストなどのオブジェクト
  • レイアウト配置
  • 装飾(色付けやエフェクトなど)

 

上記のものがデザインに必要だと考えるようにしてみます。そうした時に、あなたがどの部分を練習したいかを考えてみるようにしましょう。

 

実際に以下は私が作ってみた名刺サンプルの例となりますが、写真やオブジェ、文字などが装飾されながら配置されているのがわかると思います。(名前や連絡先などは全て架空の設定です)

名刺サンプル例

 

全ての部分を一気に練習するのは難しいので、はじめはできるだけ絞って練習していくのがポイントです。

 

いくつかのパーツによってデザインが構成されているということがわかったところで、次はもっとデザインの核心に迫るような部分を見ていきましょう。

 

 

デザインの核

デザインは簡単そうに見えても実は計算されていたり、逆に複雑そうに見えたとしても実はシンプルなルールがあったりします。最初はなかなかわかりにくいものですが、シンプルにデザインの核心的な部分を見るようにしてみましょう。

 

デザインはシンプルに考えれば、「どこに何をどういう風に配置するか。」です。

  • どこに(レイアウト配置)
  • 何を(素材)
  • どういう風に(装飾)

 

これを意識してあなたがどの部分を練習したいかを考えていきましょう。そうすることでデザインの上達すべきポイントを個々に伸ばすことが可能になります。

 

 

統一感を持たせて一瞬で惹きつける

お話ししたとおり、デザインでは小さなパーツを組み合わせて制作物を仕上げていくことになります。このときに重要なことは1つのデザインにつき、1テーマを決めることです。

  • ナチュラル
  • エレガント
  • ポップ
  • クール
  • ガーリー
  • 先進的

などなど様々なテーマがあり挙げると無数に出てきますが、1つのデザインにつき1つのテーマだけに絞ることが非常に重要です。

 

例えばナチュラルなデザインの中に、メタリックのようなクールな素材を配置するだけで浮いてしまいますね。このように1つのテーマをしっかりと決めて、それに合ったものをセレクトして配置していくように心がけましょう。

 

デザインは一目で良いなと感じさせることが重要です。そのためには、何よりも一瞬で見ただけでテーマがわかるものでなければ伝わりません。テーマを常に意識して、一目でテーマがわかるようなデザインになるよう制作していきましょう。

 

 

デザイン練習前の意識・理解まとめ

  • デザインの構成しているものを洗い出す
  • どこに何をどういう風に配置するかを意識する
  • 1つのデザインにつき1つのテーマだけに絞る
  • 一瞬で良いなと思わせる明確なデザインを心掛ける

 

上記のポイントを理解して、練習としてデザインを作り込んでいきましょう。

 

なおアイデアが沸かない時は、周りにあるデザインやサンプルを見て上記のポイントをしっかりと観察して見ましょう。少しずつ理解できれば、デザイン制作の引き出しとして、いろいろと役に立つようになります。

 

良いデザインが作れるよう一緒に頑張っていきましょう!

 

 

 

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