未経験でも不安解消!成果を出す「やったことがないことへの考え方・マインド」
「経験したことがないこと」に挑戦したり、仕事や生活をするなかで頼まれることはありませんか?
そのたびに「やったことがないのでわからない」「未経験なので不安」と考えているとなかなか前に進みませんし、自身の成長にもなりません。
今回は未経験でも成果が出せるように「やったことがないことへの考え方」について記事にしてみます。
未経験の仕事を頼まれるのは当たり前と知る
私が以前システムエンジニア(SE)として働いていた時、担当していたお客さまから、お客さま自身が持っていない「流行りの新しいモノや機能」が欲しいと相談を受けてきました。
持っていないから欲しいのであって、当然の流れではあるのですが、担当しているお客さまが持っていないということは、担当している私にとっても「新しいこと」であり、未経験で新しい技術を駆使しなければいけないことがほとんどでした。
同じもの・同じデザイン・同じ機能などが欲しいということはそう多くはありません。そのため基本的に依頼されることはたいてい新しいことだと予め捉えておくほうが良いでしょう。
私はSEという仕事の経験を通じて、未経験のことでも対応するためのマインドや頭脳を養うことができました。ホワイトカラー(頭脳労働職)にとって基本的で必要な力なんだと思ったりもしています。
私たちにとって、重要なのは小手先の技術や体験だけでなく、基礎力であるマインドや頭脳はそれ以上に大切です。自分が違う業種や仕事に就いたとしても、基礎力である頭脳やマインドは自分の活かせる力になります。
そして人生を生き抜くうえでの大きな財産になるでしょう。
偏った概念をリセットする
まずは以下のような偏った概念をリセットしてください。
- やったことがないからできない
- 未経験なのでできない
- やりかたがわからない
- やったことがなくて不安
基本的に私たち人間には学習能力と適用能力があります。あなたの今があるのは、多くの未経験を乗り越えてきたからです。
なので、やったことがない事象に直面したとしても当たり前ですし、今までも知ってか知らずか常に乗り越えてきたのです。あなたにはやったことがないことでもやってきた力・実績があるのです。
はじめ人間は歩くこともできなければ立つこともできません。足し算や引き算など計算もできませんし、話すこともできません。そんな、能力が乏しく幼かった頃からなぜ成長できたかというと、上記のような偏った概念を持っておらず、無心に実際に取り組んだからです。(もちろん支えてくれた周りの人のおかげでもありますが、今回はフォーカスが違うので取り上げないでおきます)
たいていの場合は「やったことがないからできない」のではなく
- 「やりたくない」
- 「やる気がでない」
- 「やりかたを調べるのが面倒」
- 「挑戦するのが億劫」
などの人間が持つ惰性の本能で「できない」というすり替えを行っていることが多いはずです。
それでも無心に取り組むことが難しい場合は、もしこの世の誰か他の人間にもできた実績があるものであれば、同じ人間である自分にもできるはずだと考えるようにしてください。心のハードルが少し下がるかもしれません。
たいていの場合、誰か先駆者がいるはずです。先駆者がいる場合は誰でもできないのではなく、自分自身がやっていないだけということが多いのです。更に、先駆者がいる場合は上手くいくことが証明されているだけでなく、やり方や成功する方法などの情報があることが多く、圧倒的に効率よく取り組むことができる状況だったりもします。
考え方やマインドが重要
やったことがない未経験の仕事をこなせるようになるには、まずは根底にある考え方・マインドを変えていく必要があります。
この記事を読むことで、
- やったことがないこと
- 未経験の仕事
なんて当たり前のことで、必要以上に恐れることはないんだ!
と思っていただければ幸いです。
今回はやったことがないことへの向き合い方について記事にしましたが、次は実際の「未経験の仕事への対応」について記事にしたいと思います。