SEO:検索エンジンに早く反映する方法 – Google検索エンジンにPing送信でsitemap.xmlを通知する

SEO:検索エンジンに早く反映する方法 – Google検索エンジンにPing送信でsitemap.xmlを通知する

検索エンジン早く反映したい!」

WEBサイトやブログを運営している人であれば誰もが願うことですよね。今回は検索エンジンに反映させるための検索エンジンへのPing送信についてご紹介いたします。

 

 

Pingとは?

Pingというのは一般的に、「ある二つの機器間において、ネットワークが繋がっているかを確認するための手段」をいいます。Pingを使うことで、あるパソコンと別のパソコンがお互いにネットワーク同士でアクセスできるかどうか?つまりネットワークの「疎通確認」をすることができます。

 

今回はこのPingを利用して、検索エンジンに自分のサイトが更新したことを通知したいと思います。

 

※今回紹介する「検索エンジンへのPing送信」については、一般的なpingコマンドの実行と少し目的や方法が異なっています。もし通常のPingコマンドについてお探しであれば、以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

ネットワークの疎通確認方法 – Pingコマンド【インフラ初心者必見】

 

 

検索エンジンへのPing送信と通常のPingの違い

通常のPing送信と、検索エンジンへのPing送信は目的が違うため、意味合いが少し変わってきます。その違いは以下のとおりです。

 

通常のping

  • 目的:PC間のネットワーク疎通の確認
  • 方法:シェルからのpingコマンドの実行

通常のPingにおける目的は、「特定のパソコンがネットワーク上で接続できるかどうかを確認すること」です。

 

検索エンジンへのPing送信

  • 目的:検索エンジンにサイトを更新したことを通知する
  • 方法:シェルからのpingコマンドの実行

検索エンジンにPing送信する際の目的は、「自分のサイトが更新されたことを検索エンジンに認識してもらい、検索エンジンに最新の情報を反映してもらうこと」です。

 

 

検索エンジンに情報を反映するにはsitemap.xmlが必要

検索エンジンにpingを送信する際、sitemap.xmlというファイルが必要になります。sitemap.xmlは「サイトのページ構造」と「いつ更新したか」を記載した検索エンジン用のサイト情報を紹介するファイルです。

 

検索エンジンがsitemap.xmlを読むことで、サイトが更新されたことを把握し、検索エンジンに新しい情報を反映することができるようになります。

 

そのため、検索エンジンに反映したいサイトには、あらかじめsitemap.xmlをアップロードしておく必要があります。sitemap.xmlは自分で作成することもできますが、自動生成するのが便利です。自動生成する方法は以下の記事を参考にしてください。

 

WordPressで作られたサイトの場合:

Google XML Sitemaps – Sitemap.xmlを自動生成 WordPressプラグイン【WP】

 

WordPressで作られていない一般的なサイトの場合:

sitemap.xmlを自動生成する方法

 

 

検索エンジンへのPing送信方法

検索エンジンへのPing送信について以下2つの方法をご紹介します。

  1. ブラウザでgoogleにpingを送信する方法(一般的な通常サイト向け)
  2. WordPressで自動実行する方法(WordPressサイト専用)

 

ブラウザでgoogleにpingを送信する方法(一般的な通常サイト向け)

ブラウザから以下のURLにアクセスすることでgoogleにpingを送信し、sitemap.xmlの情報を伝えることができます。

  • http://google.com/ping?sitemap=http://更新したサイトのURL/sitemap.xml

上記URLにおいて、「http://google.com/ping?sitemap=」以降に続くURLは、自分が更新したいサイトのsitemap.xmlのURLを指定します。

 

WordPressで自動実行する方法(WordPressサイト専用)

WordPressの場合、上述したプラグインGoogle XML Sitemapsを用いた方法でSitemap.xmlを自動生成している場合、記事の投稿をするだけで自動で検索エンジンにpingが送信されるので、自身でping送信をする必要はありませんが、Google XML Sitemapsが以下の設定項目にチェックされてある状態にしておいてください。

検索エンジンへのping送信設定

※黄色塗りのところにチェックすることで、サイトを更新するたびにgoogleにpingを送信し、サイトの最新情報をgoogle検索エンジンに反映することができます。更に1行下の設定においてもチェックすれば、Bing検索エンジンにも反映することができますのでこちらもチェックすることをおすすめします。

 

ただし、1日の間に記事の更新・修正を頻繁に行うひとは、pingを短時間に連続で送信し続けてしまうことになり、その結果検索エンジンのペナルティを受けてしまう可能性があります。この場合は逆にチェックは外しておく必要があります。

 

なお基本的には、検索エンジンがサイトを定期的にクロールするようになってくれれば、毎回pingを更新する必要はありません。

 

 

サイト更新後は検索エンジンにPing送信して知らせましょう

せっかくサイトを更新したのであれば、早く検索エンジンにも反映されたいですよね。更新したということをPingで検索エンジンに知らせて、少しでも早く検索エンジンに反映されるようにしましょう。

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