やったことがない未経験の仕事でも成果を出すビジネス最強の対応術「応用力」
やったことがない、未経験の仕事に対して、不安になったり、困ったり、断ったりしていませんか?
仕事や技術というのは常に新しく変化するもので、どれだけ経験を積んでも「やったことがない未経験の仕事」が出てくるものです。
前回以下の記事で、未経験の仕事でも成果を出す考え方・マインドについて紹介しました。
未経験でも不安解消!成果を出す「やったことがないことへの考え方・マインド」
今回の記事は上記の続きで「未経験の仕事への対応方法」についてのお話しとなります。
やったことがない仕事は実は経験したことがある仕事
未経験の仕事というのは、あなた自身で未経験の仕事と捉えているだけで、実は経験したことがある仕事でもあったりします。
「どういうこと??」と思われるかもしれませんが、これは「応用力があるかないか」で未経験と捉えるか、経験があると捉えるかが変わってきます。
今回はこの「応用力」の使い方について紹介することで、未経験の仕事でも自信をもって成功する方法をお教えします。
やったことがない仕事を依頼された
一例ですが、私は以前お仕事でFacebookログインという機能を作りたいというお仕事の依頼を受けたことがあります。ところが、私はFacebookログインを作ったことは無いどころか、Facebookすら利用したことがありませんでした。
この状況であれば、あなたは作ったことがないからわからない、できない、やったことがないからできるか不安・恐いと考えてしまうかもしれません。
しかしながら、私は作ることは出来るだろうなとすぐに判断しました。
他の経験を活かすことができるのが応用力
Facebookログインは作ったことないけど、他のものであれば作ったことがあり、他の経験を応用すれば同じようにして作れると思ったからです。
ちなみに「他の作ったことがあるもの」というのは「Amazon」の商品情報を取得するシステムです。
「Facebookログイン機能」と「Amazon商品情報取得」機能。一見すれば全然おなじものではありません。しかしながら、この二つの機能にはある共通点があるのです。
それは、外部APIを利用するということでした。Facebookログイン機能は、Facebook社が提供しているAPIというものを利用して実現する機能です。一方Amazon商品情報取得機能は、Amazon社が提供しているAPIを利用して実現する機能です。
つまり、ともに各企業が提供している外部APIというものを利用して実現する機能ということです。これにより過去経験したやりかたと同じような方法で作っていけば実現することができるだろうと考えました。
さらに、この外部APIというのは、たいていの場合、提供元の企業が導入方法などをサンプルも含めて紹介しています。さらにネットを探せば既に作成して作り方を公開しているような先駆者までいます。これだけ情報提供元がいれば、過去の似た経験を基にやる気があれば作れる話しだということが理解できました。
過去の経験から共通点を探して利用する力が応用力
過去に完全に同じ経験がなかったとしても、共通点がある経験は必ず存在しています。その共通点は、小さくても大きくてもかまいません。共通点のある経験や知識さえあれば、あとはそれを新しい未経験のことにも使えるように意識してください。
未経験だと思っている人は、過去の体験から共通点を探すのが出来ていないだけなのです。かならず過去の経験のなかに深掘りしていくと共通点がある経験が見つかります。
この深掘りして共通点を見つける力は応用力と同時に、抽象化とも呼ばれており、物事の本質や重要なことを見つける力としても役に立ちます。
応用力を養って、やったことがない仕事に対しても対応できる力を身につけましょう。