SEOとアクセス離脱の対策に活かせ!ページの読み込み速度テストで最適度をチェックして改善までする方法【サイト運営者向け】
サイト運営者のみなさま、サイトの読み込み速度は最適化できていますか?
サイトの読み込み速度が遅いと、アクセス者のアクセス離脱に繋がるだけでなく、SEOとしても対策が必要になります。サイトの読み込み速度のチェックを行い、サイトの読み込み速度が最適化できているか確認してみましょう。
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サイトの読み込み速度をテストするツール
Googleが提供しているサイトの読み速度をテストするツールです。Googleのツールであれば信頼性もありますし安心して利用できますね。
Googleが提供するサイトの読み込み速度をテストするツール
モバイルサイトにおける読み込み速度チェックがおこなえます。ネット通信速度が遅い3G回線の人にも配慮できているチェックツールです。ネット回線が遅いスマホユーザーに対してもチェックでき、実用性があり是非利用したいツールです。
サイトの読み込み速度用テストツールの使用方法
1.GoogleがWEB上で提供している以下のテストツールにアクセスします。
2.アクセス後、読み込み速度をチェックしたいサイトURLを入力します。
3.アドレス入力欄の右部にある青色の右矢印ボタンをクリックします。
読み込み速度テストが開始される前に、発生するかもしれない確認作業
手順3の実行時に、場合によっては以下のような画像を選択するような確認作業が発生することがあります。要求に合わせた画像をクリックしてチェックをつけ、最後に右下の確認ボタンをクリックすればOKです。
確認作業が発生するかについては、環境により異なりますので発生したら対応してください。
以上でサイトの読み込み速度を測定するテストが開始されます。テストには1分程度かかるようなので、テストが完了するのを少し待ちましょう。
サイトの読み込み速度をチェックしてみた!
上記URLから、さっそくサイトの読み込み速度をチェックしてみました。以下がサイトのTOPページと、個別記事ページの結果となりました。
サイトTOPページの読み込み速度テスト結果
・ 3Gでの読み込み時間
9秒 要改善
・ 読み込み時間の長さによる訪問者の推定離脱率
29%
読み込み時間が9秒かかってしまい、非常にひどい結果になりました。。モバイル端末が3G回線の場合、3人に1人は読み込みが遅くて諦める可能性が示唆されるというなんとも悲惨な結果です。。
個別記事ページの読み込み速度テスト結果
※今回は個別記事ページの例として、以下ページの読み込み速度をチェックしてみました。
その結果が以下となります。
・ 3Gでの読み込み時間
9秒 要改善
・ 読み込み時間の長さによる訪問者の推定離脱率
29%
こちらもTOPページと同じ結果に。。
読み込み速度がひどい。
ただただ、ひどすぎますね。。
ただ、修正点に気づけたことは良いことです。テスト結果に基づき対応して、こまめにサイトの読み込み速度が改善されたかチェックしていきたいと思います。
それでは、次に読み込み速度を上げる対策について確認してみましょう。
サイトの読み込み速度を上げる方法
テスト結果後は、テストしたサイトに向けたサイトの速度を上げる方法を、googleが教えてくれます。まるでSEOコンサルタントみたいですね。
読み込み速度を上げる方法の確認ステップ1
下記もテスト結果の一部ですが、そのなかに「優先度の高い修正点を確認」というリンクがあるので、クリックします。
読み込み速度を上げる方法の確認ステップ2
優先度の高い修正点がいくつか表示されます。項目の右端にある黒い三角形を押下することで項目の詳細内容が確認できます。(下図参照)
今回テストしたサイトでは4つの改善点があることがわかりました。
※テストの結果により修正点や修正数は異なります。そのため、必ずあなたのサイトをテストしてから、あなたのサイトに向けた改善点を知るようにしましょう。
さて、もちろんのことですが、テストするだけではページ読み込み速度の改善はされません。
改善点がいくつか出て来た場合は、改善点を参考にしながら実際にサイトの改善作業をしていきましょう。。
無料レポートを取得しよう
テスト結果後は「無料レポートを取得する」というボタンから、テスト結果に対する詳しいレポートを取得できます。
悲惨な結果になったかたは是非レポートで確認してみましょう。
読み込み速度をあげてモバイルフレンドリーなサイトを心掛けよう
読み込み速度のチェックが完了し改善点が発見された場合は、修正をしていくことでモバイルフレンドリーなサイトになるよう心掛けていきましょう。
そうすることで上手にサイトページの読み込み速度テストをSEOやアクセス離脱への対策に活かしていきましょう。