サブドメインは親ドメインに影響しないは嘘?特定のサブドメインだけ利用して親ドメインのドメインパワーを上げる方法【SEO】
サブドメインは親ドメインとは別物で、お互いに影響し合わないと考えていませんか?しかし実はサブドメインのサイトは親ドメインのサイトに影響をあたえるかもしれません。
あることを行った結果、意図的にサブドメインが親ドメインサイトの1つとして検索エンジンに認識されるようにできました。そこで今回は、サブドメインと親ドメインの影響を与え合う方法を共有したいと思います。
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SEOの観点では「サブドメインは親ドメインに影響しない」という説
SEOの業界では「サブドメインは親ドメインに影響しない」という説をよく聞きます。実際に今まで私も影響はしないものだと考えていました。しかしながら、ある事象が起きたことをきっかけに、
- サブドメインでも親ドメインに影響を与えることができるのでは?
- サブドメインは親ドメインと別物扱いではないのでは?
と考えるようになりました。
きっかけはサイトリンクでした。
「サブドメインが親ドメインに影響を与えるのでは?」と思ったきっかけはサイトリンクでした。なお「サイトリンクとは何か?」については以下の記事で紹介しています。
サブドメインが親ドメインに影響していると思われるサイトリンクの画像
以下がサブドメインが親ドメインに影響していると思われるサイトリンクの画像になります。このサイトリンクでは、親ドメインである「リモプロ」のサイトに対し、サブドメインである「日常スコープ」というサイトがサイトリンクの1つとして認識されているのです。
サブドメインが親ドメインに影響しているサイトリンク
親ドメイン「リモプロ」:
サブドメイン「日常スコープ」:
https://blog.remote-production.com
上記を見てわかる通り、サブドメインが親ドメインのサイトリンクとして認識されています。親ドメインとサブドメインは影響し合わずに別サイトとして存在すると思われていましたが、サイトリンクを見る限り、サブドメインが親ドメインのサイトの一部と認識されているのがわかりました。
サブドメインは親ドメインに影響を与えた方が良いのか?
サブドメインと親ドメインが別物として取り扱われる方が良いのか、お互いに影響しあう方が良いのか、これはケースバイケースになるかと思います。別物として扱われていこともありますし、影響し合える構成にした方が良いこともあるでしょう。あなたにとって適する結び付けをできるようにしましょう。
実際に上記のサイトリンクで取り上げた私のサイト「リモプロ」ではサイトの構成上、親ドメイン(リモプロ)よりもサブドメイン(日常スコープ)の方が、アクセスが多いです。
このようにサブドメインの方がアクセス等のドメインパワーがある場合、親ドメインに上手くサブドメインの力を与えることができるのは1つの理想の形だと思います。
サブドメインで親ドメインに影響を与えるには対策が必要
上記でサイトリンクで取り上げた親ドメインサイトの「リモプロ」は、もともとサイトリンクにサブドメインのサイトが入っていない状態でした。しかしあるとき親ドメインサイトのサイトリンクにサブドメインサイトが表示されるようになりました。これにより、親ドメインサイトとサブドメインが結びついていることが確認できました。
何が効果的で親ドメインのサイトとして認識してもらえたかはわからないのですが、その時にした対応をいくつかまとめました。もし親ドメインにサブドメインが影響を与えたいと考えているかたは参考にしてみてください。
サブドメインで親ドメインに影響を与えるためにしたこと
前述したとおり、どれが実際に影響を与えたかはわかりませんが以下が行っていた対応です。
サブドメインを親ドメインサイトの一部と認識されるまでにしたこと
- サブドメインのタイトルにも親ドメインのサイト名を記載した
- 親ドメインの公式サイトの1つであることをタイトルやサイト内に記載した
- 親ドメインとサブドメイン同士がお互いに内部リンクを行った
- 親ドメインよりもサブドメインのアクセスを増やした
上記をおこなっても、直ぐにはサイトリンクに反映されませんでした。しかしながら、少し期間を置いて見たときに、親ドメインのサイトリンクにサブドメインのサイトが表示されるようになっていました。
サブドメインと親ドメインの結びつきは適宜コントロールする
今回は、サイトリンクの結果から親ドメインとサブドメインが影響し合えることがわかりました。ただし、サブドメインと親ドメインが必ずしも、結びついている方が良いわけではありません。適宜サイトに合わせた方法で対応することで、親ドメインとサブドメインを結び付けたり、別物として取扱うように上手くコントロールしていきましょう。
なお、サイトリンクが表示されないサイトについては以下の記事がおすすめです。
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