青色が好きな人の心理とは? – 青色が与える印象・色彩効果【カラーマネジメント・ブルー編】
青色が好きな人はどんな人?? – 色彩の印象から学ぶ心理
色彩は私たちに多くの印象を与えてくれます。いろんな色の特徴を学べば、もっと色を見たり選ぶことが楽しくなるでしょう。色彩について学び、
- 好きな色から相手がどんな人なのかを理解する
- 好きな色で自分自身を上手く表現する
ことなどに活用していきましょう。
上記のように色彩感覚を利用して物事を表現したり考えることは、カラーマネジメントとして知られています。他者の理解や自己表現に活用できるだけでなく、ビジネス面でも注目されており企業のロゴやテーマカラーでも活かされています。このようにあらゆるシーンで活躍している「色彩」について、もっと興味や知識を深めて、色を楽しんで使えるようになりましょう。
今回は「青色」がテーマです。青色が伝える印象や特徴を学び、「青色を好む人はどんな人なのか」を見ていきましょう。
- 目次 -
青色が与える印象や特徴
青色は光の三原色(赤・緑・青)の1つで多くの色の中心的存在です。昔はジェンダー意識として「男性を象徴する色」として利用されていましたが、男女の平等や均等化が進んだ現在では、青色は男女関係なく好んで利用されています。
青色のものと言えば、空や海を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。このように自然界に存在する地球上の色合いはアースカラーと呼ばれており、私たち人間に、癒しや元気・パワーを与えることができる存在と考えられています。
実際に人間は、空や海を眺めることで、度々冷静に心を落ち着かせたり、リラックスすることができます。これらも自然界が持つ力によるものです。そんなアースカラーである青色には、以下のような印象を与える特徴があります。
青色が与える好感度の高い印象・特徴
- 冷静 / 癒し / リラックス
- 澄み切った / クリアな
- 涼しい / 爽やか / フレッシュ
- クール / カッコいい
- 信頼 / 論理的 / 理性がある
青色は人を落ち着かせると共に、若々しく爽やかな印象を与えることができます。
青色の注意点
青色は冷静でありながらもアースカラーとしての力強いパワーを感じさせることができますが、それと共に、以下のような点には注意が必要です。
1.冷たさ
青色を使う注意点としては「冷たさ」を感じることです。青色は代表的な寒色の1つであり、ネガティブイメージとして寒さや冷たさを表現する際にも利用されています。
そのため、使い方によっては「冷たい印象」を与えてしまう恐れがあります。冷静で落ち着きがあり分別のある人だと表現できれば良いのですが、表現の仕方によってはどこか冷めた人・無関心な人と思われないように注意しなければなりません。
例えば、もし青色を身につけるとすると、社交的に振舞うことで爽やかさが優先されて、ネガティブイメージを払拭できます。逆に無口でいるとネガティブイメージの「冷たさ」を相手に印象付けてしまうかもしれません。
2.ジェンダー意識
最近では薄れてきているものの、まだジェンダー意識は残っており、青色をイメージするとどうしても男性的に捉えられることが多いです。実際に、男性トイレのアイコンを思い浮かべてみると、青色のアイコンが多いことがイメージできると思います。
男性が青で表現されたトイレアイコンの例
男性であれば特に影響はないかもしれませんが、女性が使う時には、男性的な印象を与えないように上手に青色を取り入れるよう意識すると良いでしょう。
青色を利用する際の「長所と短所」のまとめ
青色の長所
青色の短所
青色が好きな人はどんな人?
青色を好む人は知らず知らずのうちに、青色の持つ特徴や印象を好んでいるのかもしれません。そのため青色を好きな人は以下のような特徴を持つ人なのかもしれません。
青色を好む人の特徴
- 冷静で落ち着きがある
- 若々しい
- 理性的で考え上手
- 自然が好き
冷たさと癒しの力を兼ね備えた「青」
私は海に面した所に住んでいたので、日ごろからよく目にするカラーの1つでした。空も青ですし、とても自然を連想させるカラーの1つで見ていて癒されます。
青色は冷たさ・爽やか・清々しさを感じる色でもあるので、夏になると商品に「青」を取り入れたものが好まれ、実際に青を取り入れた商品がたくさん販売されています。このように日頃から私たちの暮らしを支えている色なのですね。
また、冷静で理性的になれる色なので集中力が高まりやすいカラーとしても知られています。勉強やデスクワークのような仕事をする際は、青色のグッズを取り入れて集中モードに入るのもいいかもしれませんね。
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