赤色が好きな人の心理とは? – 赤色が与える印象・色彩効果【カラーマネジメント・レッド編】

赤色が好きな人はどんな人?? – 色彩の印象から学ぶ心理
色彩は私たちに多くの印象を与えてくれます。いろんな色の特徴を学べば、もっと色を見たり選ぶことが楽しくなるでしょう。色彩について学び、
- 好きな色から相手がどんな人なのかを理解する
- 好きな色で自分自身を上手く表現する
ことなどに活用していきましょう。
上記のように色彩感覚を利用して物事を表現したり考えることは、カラーマネジメントとして知られています。他者の理解や自己表現に活用できるだけでなく、ビジネス面でも注目されており企業のロゴやテーマカラーでも活かされています。このようにあらゆるシーンで活躍している「色彩」について、もっと興味や知識を深めて、色を楽しんで使えるようになりましょう。
今回は「赤色」がテーマです。赤色が伝える印象や特徴を学び、「赤色を好む人はどんな人なのか」を見ていきましょう。
- 目次 -
赤色が与える印象や特徴
光の三原色の1つである赤色は、生命力にあふれ、力強いインパクトが魅力的な色です。暖色の中でも最もポピュラーである赤色は、温かみを通り越して熱さを感じてしまうくらいに真っすぐで情熱的なイメージを放ちます。
食材で言えば、果物に限らずお肉やタラコ、ウインナーなども赤色が鮮明だと新鮮に見えて美味しく見えると言われています。赤色の持つ生命力やストレートなインパクトが私たちの生命に繋がる食欲に影響を与えているのかもしれませんね。
また、赤色は果物や花に多い色です。赤色の果物や花はどこか可愛さと綺麗さを兼ねそろえています。
丸みがかった赤い果物は、とても可愛らしいですね。
赤い果物の例
- 苺
- りんご
など。
生命力にあふれて凛としている赤い花は、印象に残る綺麗な存在です。
赤い花の例
- バラ
- チューリップ
など。
赤色の注意点
赤色は生命力に溢れて力強く、インパクト抜群な魅力を誇っていますが、それと共に以下のような点には注意が必要です。
生命に直結する色
生命力に溢れる魅力的な赤色は、動物に流れる血液の色であったり、信号機の色であったり、命に係わるような危険性を示唆する色としても認識されています。注意を呼び掛けたいときや、危険なことを伝えるために使われることが多いです。
そのため、赤色はインパクトはありますが、使い方によっては恐怖心を抱かせることにも繋がります。
使うシーンに合わせて利用するようにしましょう。
赤色を利用する際の「長所と短所」のまとめ
赤色の長所
赤色の短所
赤色が好きな人はどんな人?
赤色を好む人は知らず知らずのうちに、赤色の持つ特徴や印象を好んでいるのかもしれません。そのため赤色を好きな人は以下のような特徴を持つ人なのかもしれません。
赤色を好む人の特徴
- 活発でアクティブ / パワフルで力強く
- 目立ちたがり / 自己顕示欲がある
- 感情表現が上手
純粋な赤色は、ストレートで力強いですが単調になりがちです。そこで、明暗を調整することで印象を大きく変えることができます。
黒色をプラスして黒色の特徴を追加すれば
- 高級志向、エレガント、大人な
上記のイメージをプラスすることができます。
赤色に白色をプラスして、ピンクの特徴を追加すれば
- 柔らかさ、愛、幼さ
のイメージをプラスすることができます。
色合い・明暗・彩度を使い分けて、上手に赤色を表現しましょう。
インパクトが強く主張したいシーンで大活躍な「赤色」
赤色は可愛さと綺麗さを持ち合わせた色で、昔から特に女性に好かれている色ですが、最近では男性にも人気の色になってきました。女性では可愛さや綺麗さを、男性では情熱やストレートな力強さを表現するのに向いています。
インパクトが強く印象に残りやすい赤色を使って、目立ちたい時や目立たせたいところに上手に取り入れていきましょう。
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